軽井沢に移住してきた人で、一番好きな季節は? と質問されて冬と答える人は多い
シーズン中とは一味違った冬の軽井沢の魅力があります。
スキーやスノボード等のウインタースポーツは勿論、
薪ストーブの前でゆっくりするのも良いかも知れません。
また、こんな時こそ、ペンションオーナーさんとゆっくり話ができるチャンスです。
ペンションオーナーと一緒に雪かきするもよし。
各ペンションさんお勧めの「冬の軽井沢の魅力」を紹介します。
薪ストーブ、もしくは暖炉があるペンション
ウインタースポーツ
2017/12/13 路面状況
殆ど雪はありませんが、日陰の場所など部分的に凍結している場所もあります。
いつ、雪がふるかも知れないのでスタッドレスタイヤの方が安心です。
ご利用されるペンションの周りの状況は、直接ペンションにお問い合わせください。
幹線は、
ライブカメラ で凡その様子がわかります。
雪上で滑りにくい歩き方
まず、靴底がつるつるな靴はどうやっても滑ります。滑りにくい靴底の靴を履いてください。
次に歩き方ですが、簡単に言うと、
ホンダのロボットアシモのように歩きます。
速くは歩けませんが安全です。
膝は伸ばしきらないで、常に少し曲げておくイメージ。
膝は伸ばして歩くと、踵から接地して滑りやすいです。
接地するときは、踵からではなくて、足の裏全体で地面を掴むような感じで接地します。
冬季ナビの誤誘導に注意!
軽井沢碓氷インターから、軽井沢へはインターを降りて
最初の信号を直進します。
つまり県道92号を行きます。
こちらの方が正式なインターへの道で、道幅も広く、走りやすいです。
距離的には、最初の信号を左折した方が近く、ナビに因っては左へ曲がるように誘導するケースがあります。
左折しても、 道は多少細いですが、下仁田へ下る県道43号線にでて、浅間プリンスで合流しますから、 冬季以外はそれでも構いません。
しかし、冬季は信号から県道43号線に出るまでの間が
通行止めになり走行できません。
ご注意ください。
直進方向、県道92号は冬季でも余程のことがないかぎり封鎖されませんが、雪の降り始め、特に予報を超えて夜中に降り始めた時などは、除雪が間に合わない場合があります。
ひどい場合には、スタッドレスタイヤでも走行不能になり立ち往生する場合があります。
危険を感じる場合は、佐久平まで行って幹線道路を使って戻ってくる方が安全かも知れません。
車で軽井沢にくる
厳冬期、お車で来られる場合は、
スタッドレスタイヤなどの滑り止めが必要です。
碓井軽井沢高速出口から軽井沢へ至る道路は、特に
雪の降り始めなど、走りにくい場合があります。
雪の降り始め、和美峠の頂上付近で走行を諦めて乗り捨てられた都会からの車は、冬の見慣れた風景の1つになってます。
その場合は、東京方面からなら1つ手前の松井田妙義インターからR18バイパスを登って来られる方が走りやすいです。
もしくは、佐久平か小諸まで行って戻ってくる方法もあります
(パラダのスマートインターからも出られますが、下り坂がきついのでお勧めしません)。
※R18バイパスは幹線で大型トラックも深夜に通行しますから、ここが止まることは殆どありませんが、2014年の大雪では完全にストップしました。
雪の降り始めは特に注意が必要です
除雪されている道は、スタッドレスタイヤで走れます。
多少滑りやすい場所があっても、最近のトラクションコントロールやABS それに横滑り防止装置等の装備された車は四駆でなくても意外に走れます(でも無理な運転は駄目です)。
軽井沢は幹線は夜中でも除雪が入ります。
それでも雪の降り始め、特に強い雪がいきなり振り始めるケースでは除雪が間に合いません。
除雪が間に合ってない場合、最低地上高の低い車だと、スタッドレスタイヤでも直ぐにスタックして走れなくなります。
チェンの方がずっと強力ですが、それでも限界があります。
2014年の大雪では町内でもあちこちに走れなくなった車が乗り捨てられました。
幹線ならそのうち除雪が入りますから、そのようなケースに遭遇したら、除雪が入るまで待つという判断もあります。
その場合でも、どんどん雪が積もると、自分の車の周りは自分で雪かきする必要がありますから、スコップなどが必要になります。
最悪のケースを想定するならガソリンは満タンにしておいた方が安心です。
お出かけの際、 天気予報を確認するか、心配な場合はご利用のペンションに問い合わせてください。
また、厳冬期は -20℃近くまで冷える場合があります。
室内は暖かくても、外は寒いです。十分な防寒対策でお越しください。
軽油は凍る場合があります
ディーゼル車の場合、寒くなるのが分かっている場合は、不凍タイプの軽油を給油しておく必要があります。
軽井沢ではそれほど問題にはなりませんが、特に標高の高いスキー場をご利用になる場合は必要になります。
軽油が凍ってしまう最悪のケースでは走行できなくなり、暖かい場所まで車をレッカーする事になります。
地元のスタンドでは勿論、高速道路のサービスエリアのスタンドでも、下り方向で給油すると自動的に不凍タイプの軽油になります。
ウォッシャー液は不凍タイプのに変更しておかないと簡単に凍ります。
ホームセンターなどで売っている強い不凍タイプのウォッシャー液を追加するだけでも追加できた割合によっては効果があります。
凍ってもそんなには困らず、車にはダメージはなく、暖かい場所にもどれば元通り使えるようになります。
ですが、フロントガラスに貼り付いた氷。
解氷スプレーをつかって融かしたり、器具でゴリゴリ剥ぎ落したりする場合もありますが、地元の人は簡単にウォッシャー液で融かしたりもします。
不凍タイプのウォッシャー液便利です。
※車内に残しておいた、水という水は凍る可能性があります。
飲みかけの珈琲とかも凍ります。
実害は少ないかも知れませんが、缶ビールも凍ります。
破裂させると、あとで掃除するようです。
長い間停車する場合は、水気のあるものは車内に残さない方が安全です。
車用の雪ブラシ、1本あると便利です。
ホームセンターで売ってます。安いので充分です。
細い方のヘラはウインドウの氷や霜ごゴシゴシやります。
雪は車内に持ち込むと融けて、窓が内側から曇りやすくなります。
靴についた雪もなるべく落として乗り込んでください。
詳しくはご利用のペンションにお問い合わせ下さい。
雪上運転、慣れるととっても楽しいんですが、
軽井沢は標高1000m。山の上、大自然の中であることをお忘れなく!
2016 鬼押し出し園が、10年ぶりに冬季営業します!
ジオパークに認定されたこと、海外からの環境客が増えていることなどで、今年は冬季も営業します。
降雪状況によってかまくらやソリ遊びなども用意。
公共交通では、
西武高原バスがご利用できます。
厳冬期の軽井沢を運転する
雪上運転は慣れるととても楽しく、軽井沢の冬が大好きになりますが、ここでは初歩の初歩を。
スタッドレスは必須です
幹線は除雪されてOKでも脇に入ると凍ってます。
ただ、 スタッドレスタイヤは、除雪された道路を走るのを想定してあると考えておいた方が良いです。雪が深いところでは案外苦手です。
車は、四駆やSUV の方が安心ですが、そうでなくても、最近の車、トラクションコントロールやABS それに横滑り防止装置等の装備された車なら意外に走れます。
でも無理な運転は駄目です。
雪の深いところは避けましょう
最低地上高の低い車は雪が深い場所だと、床下に雪が詰まって直ぐにスタックします。
四駆で最低地上高は高い車の方が安心ですが、スタッドレスタイヤは雪を掻き出す力は意外に弱く、濡れていて滑りやすい雪だと、床下にまだ余裕がある状態でもスタックする場合があります。
後述しますが、停車する場合も雪の深い場所は避けましょう。
平地ですれ違う際も、下手に脇の雪だまりに寄り過ぎると、脱出できなくなる場合があります。
一番滑るのは、氷です
ブラック・アイスバーンは、一見すると単に道路が濡れているのと見分けがつきにくいので注意が必要です。
雪は雪質に因り変化します。
キュッキュッと音がするような、乾いた雪はよくグリップしますが、濡れている雪は滑り易いです。
氷と比べるとずっと安心ですが、雪にみえても下が氷の場合があり、これは要注意。
雪のつもりで突っ込むとクルンっと回ります。もしくは曲がらず、突っ込んだりと。
ハンドルの感覚に注意
滑りやすい道ではハンドルが軽く感じられます。
慣れてくると、全身で滑りを感じられるといいますが、初心者でもハンドル感覚の違いは分かりやすいです。
いつもと違うハンドル感覚を感じたら、先ずは減速。
※ただ、パワステが効きすぎた車種だと良くわからない場合もあります。
次に、全身の感覚を研ぎ澄まして運転してください。
いつものように加速しない。
いつものように曲がらない。
小刻みに左右に振れる。
変化は色々あります。
徐々に、いま自分の車がどういう状態なのはが分かってきます。
急な操作は避けましょう → いつもより早めの操作
急ハンドル、急ブレーキ、急アクセル、急が付く操作は危ないです(当たり前ですね)。
具体的には、早め早めの操作が必要になります。
最初はゆっくり走りましょう
車間距離も充分に取ります。
停止する場合もかなり前から速度を落とします。
交差点が赤で停止する場合が危ない。
交差点の手前はブレーキをかけるので雪が融けやすく融けた雪は凍って氷になって滑りやすくなります。
減速しようと思っていても、ABS が効いて、ず~と先まで走ることがあります。
止まれずに前の車に追突しそうになったり、先頭なら顔を出してしまいます。
交差点で曲がる場合も、いつもよりずっと前から減速します。
ABS に慣れる
都会で運転していると ABS が効くことは殆どありませんが、雪道だと頻繁に効きます。
いきなり効き始めると驚きますが、安全な場所でどの程度踏むと ABS が効くのか、安全な場所で試してみるのは有効です。
踏み続けるという操作にも慣れておいてください。
下り坂のブレーキ
ABS が優秀なら、意外に乱暴なブレーキでもなんとかなりますが、
ABS がついてない車等で、不用意にブレーキを踏んでロックさせると、非常に危険です。
下り坂なら、制御不能になったまま、低い方に滑って落ちて行きます。
ABS が不安な車種の場合は、下り坂はギアを2速に入れて、エンジンブレーキだけで制御する方が安全な場合もあります。
上り坂は一気に登るのが原則。
登りきれば良いのですが、途中でとまると再発進できなくなる場合もあります。
ここで効くのがトラクションコントロールで、これが優れている車だと、意外に簡単に登れます。
発進できなくなったら、結構危険で、四駆なら四駆モードに入れて、落ち着いてじわーっとアクセルを踏みます。
慌てて強く踏むと、タイヤが空転して、低い方向に車が落ちていきます。
登りでも、下りでも、急な坂道ではなるべく停車しないこと、肝心です。
雪がふると車線が狭くなってますから、対向車とのスレ違いが難しい場合があります。
坂では、登りでも下りでも対向車が来ない時を見計らって走行するのが安全です。
どうしても停車させる場合は、なるべく平坦で雪の少ない場所に停車させます。
コーナでも早めにハンドルを切り始めます
どうしても大回りになるので、早めにハンドルを切り始めて車をしっかり曲がる方向に向けます(ヨー角を出す)。
※ドリフトさせるのは慣れてから!
この時、 上のハンドルの感覚でも述べましたが、道路状況もわかります。
早めに切っておけば、異常を感じてもまだ対処できる可能性がそれだけ多くなりますが、急ブレーキは避けます。
止まれないのは自分の車だけじゃないと心得ましょう → 他の車と近づかない
相手から突っ込んでくる場合もあります。
前を走っていた来るがいきなりスピンすることもあります。
前だけでなく、後ろも左右からも突っ込んでくる可能性があります。
交差点などで早めにブレーキをかけ減速すると、後ろの車の速度も落ちる訳で、それだけ追突される可能性も減ります。
信号が青に変わっても、赤の方の車が止まれずに顔を出す場合もあります。
きちんと確認してから発信します。
雪上運転でいきなり失敗すると冬の運転、恐怖で大嫌いになったりしますが、
少しづつ上手になるのが分かると、とても楽しくなります。
上級編/応用編は、車好きのペンションオーナーさんに聞いてください。